別れ

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今日は病院に行く日 病気は多分進行している 最近力が入りにくくなったのがわかるから... 『笹谷さ〜ん!どーぞ』 きっと陽と離れ離れになるのはそう遠くではないと思う 『病気は進行していますね。少しでも進行を遅らせたいと思いますか?』 陽と生きていけるならなんだってする! 「はい!出来れば長く生きたいです!」 『なら、都会である大阪ではなく田舎に行くことをオススメします』 普通の病気なら大学病院とかある都会をススメルでも....私の病気は治らないから。。。 「そうですね...考えときます!」 そう言い病室を後にした。 どうか、安井先生の結婚式まで待ってください。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 安井先生の結婚式まであと1日 その日の朝は起きる事が出来なかった。 体が動かなかった。 「どうしてお動いてよ!!まだ私元気だから!!動いてよ!!」 『桃花どうしたの?』→母 「(泣)」 『大丈夫だから、大丈夫よ桃花』 「もうっ私っ無理だよ。陽の前で笑顔で居られる気がしない」 『私と田舎に行こ!陽くんはいい子だってわかる!だけど桃花を支えることはできない。明日お別れしてきたら?』 私は涙が止まらなかった 全身が動かないのがこんなに怖くて苦しい事だったなんて それよりも陽と離れなきゃいけないのが苦しい 『桃花....あなたはよくやったは!』 「あーー(泣)私がいなくなったら陽はどうなるの?」 『陽くんはアイドルだし大丈夫よ』 「陽は、繊細だから!」 『桃花あなたの命は1人の男の子に預けられない!過保護でごめんね。』 明日私はどうしたらいいのだろう 私たちの関係に終止符なんて打てない 陽「愛してるよ』
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