幸せ

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婚姻届も出し一息ついた。 「ねえ、キスしてよ!」 『積極的やなww』 「結婚式出来ないから」 陽は照れながらも私にキスをしてくれた 「///」 『照れたいのはこっちだわ!』 「今日仕事?」 『夜Mステ!』 「楽しみにしてる!」 『最終確認とかあるからもう行くな!』 「頑張って!!」 『行ってきますのキスは?』 「さっきしたから」 『うそうそw行ってきます!』 「いってらっしゃい!」 陽を見送った後私は外に出た 分からないけど歩ける気がして車椅子から降りた 急に歩けるようになる訳もなく私は倒れてしまった。 「だれか....」 この時のどが動きにくかった。 声も出せない...足も動かない... もうダメかもしれない。 季節は冬に近ずいていたせいか 体は震えて意識がもうろうとしていた。 『笹谷ちゃん!?』 そんな声が聞こえてから私の意識は途切れた 大毅side やっと桃花と結婚できた! 『みんな〜俺結婚した!』 「は~!何してんねん!えっ?」 『でも...すぐ終わる!』 「何言ってんねん!」 『奥さん病気やねん!」 「そっか....ていうか瀧本遅くね?」 スタッフ)「瀧本さん体調不良でお休みです!」 「あいつも何してんねん。」 桃花大丈夫かな? なぜか不安が過ぎった 「瀧本の分まで頑張るで!」 『おう!』 瀧本と桃花なんか嫌な予感がした。 確かに最近瀧本とは会っていない 桃花は会ったって言っとったけど... 『みなさん出番です!』 マネージャー)「ユキ!奥さんが...」 頭が真っ白になった いつもはキラキラ笑顔でやってるのに今日は笑顔の作り方を忘れてしまった。 瀧本side Mステ楽しみやなぁ久々に出させてもらうし頑張るぞ〜! てか、ここら辺陽の家あるよな 『だれか....』 !! 女性が地面に寝そべってる? 俺はちかづいてみた 『笹谷ちゃん!?』 それは笹谷ちゃんだった 顔は真っ青で意識を失っていた 俺はとりあえず笹谷ちゃんを病気に連れて行くためMステを見送った おんぶしてるからわかる 笹谷ちゃんに温かみがない... 「あの...」 車に乗ってる男性に話しかけられた 『なんですか?』 「乗っていきますか?俺その子の元先生なんで!」『ありがとうございます!』 男の名前は安井だった 「笹谷どうしたんですか?」 『俺も分からないんですけど気づいたら気を失ってて...」 「陽は??」 『仕事です!って陽と笹谷ちゃんの元先生って大阪じゃ?』 「2人が結婚したと聞いたので来たんです!」 『えっ2人結婚したんすか!ってそんな話してる場合ちゃいますよね』 〜病院〜 「笹谷さんの付き添いですか?」 「はい!」 『はい!』 「お話が....」 お医者さんが何を言ってるのかわからなかったというか全然現実感無さすぎだろ.... ガラガラ 「桃花の夫の雪城です!』
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