高校

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昨日雪城くんに告白された。 だからか屋上に行くのが少し嫌だった今日会ったら返事した方がいいのかな?? ガチャ シーン まだいないのか... 今日は私が遅れたと思ったのに。 ♪♪~ 「つまらない。」 前までは1人で演奏してたのに。 いつの間にか雪城くんが居なきゃ満足しないなんて。 そんなことを思っていたら。 下校時刻になってしまった。 「来ないか....」 雪城side 『さよなら~!』 「しげ~!」 『おっ!美咲どうした?』 「ちょっと話したいことがあって」 早く桃花の所に行かなきゃ行けないのにし 「あのさ〜!」 「うん!何?急いどるから!』 「私実はしげの事が好きなの!」 『えっ!?』 「付き合ってくれませんか?」 「ごめん....俺アイドルやしそういうのは...」 美咲は泣きながら走って行った 「よっ!雪城!」 『なんだ!安井かよ!』 「モテモテな奴は大変だな!」 『好きな人にはモテてるか知らんけどな!』 「さっき屋上覗いて見たけど雪城のこと恋しそうにしてたよ」 「あっ!俺早く行かなきゃ!』 「気おつけて!」 早く行かなきゃ。 いつも桃花のこと待たせてる気がする 「雪城一!」 『おー!タツト』 「サッカー部1人足りなくてい入ってくんない?」 『俺急いで...』 「頼む!!」 ギリギリ間に合うよな? 『わかったー!』 「サンキュー!」 俺は桃花の元へ辿り着くのか? 「今日は本当にありがとう!」 『久々で楽しかった!じゃあな!』 すっかり遅くなってしまった。 でも桃花はまってくれてるきがした ガチャ 『遅くなってすまない!』 シーーーン もう屋上には桃花の姿がなかった 俺が来なかったから帰ったのか? それとも待ってられなかったのか? 俺は何故か走った。 今日会わないともう 桃花に会えない気がした。 俺のこの考えは間違いではなかった。 『桃花ー!』 俺と桃花は屋上でしか合わなかったから。 桃花が居そうな所とか家とか一切知らなかった 今は無我夢中で探すしか無かった。 このまま会えないなんて嫌だ。 俺の謎の感覚を信じていいのかは分からないけど今日は会わなきゃダメだ。 この後沢山探したが桃花は見つからなかった。 その日から桃花と俺はすれ違いを重ね気づいたら"卒業式"になっていた。 俺たちの青春は短い なんであの日俺は屋上に行かなかったんだろう。 まだ後悔している 〇〇の音色が聞きたい。そう思い。 "卒業式"が終わったら俺は屋上に向かった。
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