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プロローグ
覚えているかな
あれは2年前のことだった
僕は君に夢中になったんだ
初めて君をみたのは公園だった
確か、君は大きな木の下の白いベンチに座っていてさ
読書をしていたね
僕はあまりに君の美しさに夢中になった
そして、目線を君に移したんだよ
すると君は僕の方に、一瞬だけ目線を移したんだ
僕は正直、恥ずかしかったよ
でも、僕ってさ、自分で言うのもなんだけど、大胆だったね
笑ってしまうよ
だってさ
君にラブレターを紙飛行機にして投げたんだよ
君も僕に興味があったんだよね
え、違うって
そんな事はないだろう
君も赤面していたじゃないか
恥ずかしいのかい
じゃあ、今から話をしてあげるよ
ラブストーリーをね
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