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絶縁
愛されていた
愛されていたはずだった
きっと今でも愛されている
きっと これからも
いい子 優しい子
きっと これからも
穏やかな子 反抗しない子
「あの子は100点を目指す子でした。」
そう思いたいんだね。
「あの子は気にしすぎてしまう子でした。」
それが理想なんだね。
守ってあげるとか
望んでないんだけど
あぁ
本当はさ
ずっとずっと前のサラダ 冷蔵庫の奥底にあるし
汚れた絵とか文とかダラダラ見ちゃうし
そんなに一生懸命 生きてないんだよね
きっと 甘い鎖が
キャンディーでできたみたいな
透明な鎖が
縛り付けてる 縛り付けてる
良い関係だと 縛り付けてる
きっと 甘い鎖が
キャンディーでできたみたいな
もろい鎖が
音立ててる 音立ててる
これじゃいやだって こんなじゃないって
「あの子の味方でいたい」
よく言うよね
固定観念を押し付けるくせに
「あの子に寄り添いたい」
よく言うよね
いざってなったら 他人に頼むくせに
守ってあげるとか
必要ないんだよ もう
受け止めてみてよ 汚れた姿
受け止めてみてよ 真実の姿
これはなにかの 間違いだなんて
うんざりなんだよ 生半可な関係
きっと 甘い鎖が
キャンディーでできたみたいな
透明な鎖が
縛り付けてる 縛り付けてるんだよ
信じてたものが変わってしまうことを恐れて
きっと 甘い鎖が
キャンディーでできたみたいな
賞味期限間近の鎖が
壊れてしまう 壊れてしまう
1つ また1つ
もう 忘れてしまって
あなたを幸せにできない
もう 忘れてしまって
お互い様 お互い様だよ
幸せになる方法
きっと 甘い鎖は
キャンディーでできたみたいな
透明な鎖は
消えていくのだろう 溶けていくのだろう
悔しいけど
きっと 甘い鎖は
キャンディーでできたみたいな
邪魔すぎる鎖は 必要ない 必要ないよ
もう ぐしゃぐしゃなんだ
どうか忘れて
私も忘れるから
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