白く儚く

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 『ゆきなんかきらいだ』 まいとし、いとこのかほちゃんがくれる 年がじょうはまっ白なゆきの中わらってて、 ゆきなんて見たことないぼくは、 すっごいすっごい「いいな」ってなって、 ちょっぴりだけどかなしくなって、 「ゆきなんていいもん!  だって、だってつめたいし!  さむいし!なんにも色ないし!  つめたくて、  えっとえっと…  だからだからゆきなんてきらいなんだもん!」 なんて言っちゃったのでした。
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