雪の降る日にいつも君は
3/6
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/
6ページ
そんな僕らの関係を変える出来事は、残念ながらこの一年間起きなかった。 一年間といったって、雪の降る日にしか君を見かけることはない。だから実際には冬の間のほんのわずかな期間にしかすぎなかった。 それでも僕は、君を見かけるたびに、君と話しかけたい衝動に駆られていた。その度に胸の辺りを自分の手でぎゅっとつねるようにしていた。 僕はいつの間にか雪の降る日の君の横顔に恋をしていた。
/
6ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
1
スターで応援
52
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!