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同じ学校の人たちが下校する中を歩く。
…すごい見られてる。
こんなに目立つこと晴人くんは嫌いなはずなのにどうして?
そしてついたのは、人のいない路地裏。
「お前どうゆうつもり?」
狭い路地裏。
目の前に晴人くんの顔と、背中にはコンクリートの壁、顔の横には晴人くんの長い腕が私の行く手を阻んでる。
「この前のこと、あれは本当にごめんなさい。」
突き飛ばしてことすごく後悔してる。
「ちげぇよ。なんで他の男にヘラヘラ笑うわけ?」
「だから颯はいとこで、っ」
「関係ねぇよ。お前が他の男といるのがムカつくんだよ。」
苦しそうな晴人くんの表情。
どうゆうこと?
「…え、」
そんな言い方、まるで嫉妬みたい。
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