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玲ちゃんだけではなく、忍星と煌希と大牙も、枝を使いジャンプすると、塀の外に消えた。 『マジかよ』と言ったのは涼で、俺は煌弥に連絡した。 ワンコールで出た煌弥。 「玲ちゃんが屋敷から出た。それと三匹の龍もだ」 俺がそう言うと、信じられない言葉を煌弥が口にした。 『放っておけ』 それだけ言って通話を終了させた煌弥。 玲ちゃんに対してだけは、今まで1度もなかった事だ。 「煌弥はなんて言ってた?」 涼の言葉が聞こえ、ハッとして、煌弥の言葉を涼に伝えた。
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