(7)

45/47
前へ
/578ページ
次へ
「てめぇ等、最後の競技だ。 ガキ相手でも気を抜くんじゃねぇぞ!」 烏の言葉を聞いて『おー!』と雄叫びを上げたメンツ達。 参加したいとは確かに思った。 だけど長い間、走っていないから大丈夫なのかと不安になったけど、煌希と大牙が一緒に走ってくれるなら、なんとかなりそう。 そんな風に思っていると、バトンを持ってスタートラインに立った羽生。 羽生のバトンを忍星が受け取り、武に渡す。 説明を受けながら、大和の後ろに座った私と煌希と大牙。 杏珠は、私が抱いている。 烏が走り終わったら、杏珠を抱いてくれるだろう。 その前に羽生がしっかり走る姿を見ていたい。 案外、羽生は負けん気が強いから楽しみ。
/578ページ

最初のコメントを投稿しよう!

240人が本棚に入れています
本棚に追加