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「てめぇ等、最後の競技だ。
ガキ相手でも気を抜くんじゃねぇぞ!」
烏の言葉を聞いて『おー!』と雄叫びを上げたメンツ達。
参加したいとは確かに思った。
だけど長い間、走っていないから大丈夫なのかと不安になったけど、煌希と大牙が一緒に走ってくれるなら、なんとかなりそう。
そんな風に思っていると、バトンを持ってスタートラインに立った羽生。
羽生のバトンを忍星が受け取り、武に渡す。
説明を受けながら、大和の後ろに座った私と煌希と大牙。
杏珠は、私が抱いている。
烏が走り終わったら、杏珠を抱いてくれるだろう。
その前に羽生がしっかり走る姿を見ていたい。
案外、羽生は負けん気が強いから楽しみ。
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