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武から大和に渡ったバトン。
でも大和は抜かす事が出来なかった。
大和から涼に渡ったバトン。
そこで2人に抜いた涼。
次は私の番。
でもバトンは煌希が持つ事になっている。
涼から煌希にバトンが渡った事で、走り出した私。
『ちょう』と呼ぶ煌希の声が聞こえ、私がバトンを持って走る。
煌希と大牙を見る余裕もなく、煌牙にバトンを渡す。
『ひょう、がんばれ!』と叫ぶ様に言ったのは、忍星。
まるで黒の豹の様に走る煌牙がゴールして、リレーが終わった。
そして思う。
賑やかな運動会が終わるのは、少し淋しく感じると……
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