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お昼は涼がサンドイッチを買ってくれたから、畳がある場所で烏と一緒に子供達と食べた。 その後、羽生と杏珠はお昼寝をしたから、私は、煌希と大牙と一緒にボルダリングに挑戦した。 簡単だと思ったけど案外難しい。 10代の頃なら、簡単に出来たはず……? あくまでも私の予想だけど。 忍星が帰って来てから、ボルダリングより、ダーツが気になるみたい。 「烏」 「あぁ」 それで終わった烏と忍星の会話。 少しして忍星に教えながらダーツをする烏の姿を見て口元が緩んだ。 煌牙が帰って来てからは、大和と一緒にダーツを始めたから、私はお昼寝から起きた羽生と杏珠と一緒に小さな家の傍に来て、中を覗いた。 ままごとセットが木の箱に入れてある。 「あんちゃん、すべりだいをしよう」 「あい」 そんなやり取りをした羽生と杏珠は滑り台で遊び出したから、傍にある椅子に座り、今夜のメニューを考えていた。 でも、無駄かも。 こんな日は烏がステーキを焼くはずだから。
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