237人が本棚に入れています
本棚に追加
5階に上がり、羽生と杏珠の部屋に入り、2段ベッドの下に寝かせた烏。
「炒飯を作ってやるから此処にいろ」
子供達が増えた中で、烏の料理の腕は確実に上がっている。
そんな烏は私に対しても過保護かも知れない。
部屋の中には羽生と杏珠が使う椅子とテーブルがある。
窓側と部屋の入り口の近くに3段チェスト。
窓側のチェストは羽生の使う物が入っていて、入り口近くに置いてあるのは、杏珠の物が入っている。
「ぞーさん、ぞーさん、おはながながかったのね~♪」
寝起きの良い杏珠が歌う歌は、私には分からない。
「汗をかいてるから、服を着替えようね」
「りょーかいしました」
「それ誰に教わったの?」
「たくさんいるおにいさん」
メンツ達と言わないのが杏珠らしいかも。
最初のコメントを投稿しよう!