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メンツ等が次々と焼肉の用意をする中、広いフロアに集まって来たのは、煌牙、忍星、煌希、大牙、そして羽生。
玲ちゃんは杏珠と手を繋いで広いフロアに入って来ると、最近煌弥が購入した3人がけのソファに杏珠と一緒に座わった。
杏珠の隣に座り、知恵の輪を始めているのは、羽生。
忍星、煌希、大牙は、玲ちゃんの足元に胡座をかいて座った。
肉を焼くのは、煌弥と俺と涼。
野菜を焼くのは、煌牙と拓海。
次々と焼けた物を紙皿に乗せると、メンツ等が玲ちゃん達に渡してくれている。
「とっころもしがないよ」
「豹が焼いてくれるから待ってろ」
「♪~たべたいな、たべたいな、とっころもしがたべたいな~♪」
杏珠に言ったのは、忍星。
歌い出した杏珠には華がある。
杏珠の歌を聴いた煌牙が、蒸してあるとうもろこしを杏珠に渡した。
「ひょうにぃにぃ、あーざす」
杏珠の言葉を聞いて、どっとメンツ等から笑いが起きた。
ひと笑いした俺は思う。
これからも杏珠の成長が楽しみだと……
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