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「誰からだ?」  拓海の問い掛けに『黒の豹』と答えた俺。 今日で17歳になる煌牙は、煌弥の17歳の時と同じ。 嫌、それ以上に、醸し出すオーラは凄まじい。 それに、煌牙は友達も作らず、自ら孤独を選んでいる。 『守られる事は恥』と言う煌牙は、煌弥にそっくりだ。 だけど、煌牙は武だけは信用している。 それを武は分かっているから、極道になる道を選んだ。 再び、パソコンに視線を移し、煌蓮総本部の敷地外の防犯カメラから調べて行く。
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