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「黒の豹には、俺達が知らない協力者が居る」    そう言ってリビングに入ってきたのは、涼。 『協力者?』と問い掛けると『みーと呼んでいた』と涼が答えたが、『みー』と言う名前を聞いたのは、初めてだ。 それでも、煌弥と一緒で、誰かが煌牙に情報を提供しているのは、間違いない。 「煌牙は、完全にボス2世だな」 拓海が言った言葉を聞いてに『確かに』と答えた俺と涼。 5歳の時から何に対しても動じない煌牙が、尊敬し憧れているのが、父親である煌弥。 年を重ねる度に、似てくるのは自然な事だろう。
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