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「忍星、煌希、大牙、どんな理由でも学校から脱走するのは駄目。 だけど煌牙の誕生日を祝いたいと思う気持ちは嬉しいよ。 だから今から用意しよう。 羽生、杏珠も手伝ってね」 私は飾りつけは出来ないから、子供達に任せる。 烏の仕事部屋に行き『煌牙の誕生日ケーキが用意したいかも』と言えば内線を使い大和に連絡を入れてくれた。 「んで?」 「煌牙にプレゼントをしたかったらしい」 「なら叱る理由はねぇな」 そんなやり取りをすると仕事部屋を出てダイニングキッチンへと続くドアを開け中に入って行った烏。
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