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「蝶は、馬鹿か?」  その声が聞こえ、振り返ると煌牙が居た。   『何年も敷地内から出てねぇんだぞ』と言われ『確かに』と答えた。 そして、ん?……?と思った私は、煌牙に問い掛けた。 「なんで、煌牙が知っているの?」 私の問い掛けに『烏だ』と答えた煌牙が、その先の言葉を言った。 「蝶の顔は、煌蓮総本部に居る奴等と組員しか知らねぇ。 だから、俺に連絡してきたんだ。 蝶を探せってな。 まぁ、その前に三匹の龍を見つけたんだけど」
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