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「俺の事を考えてくれてありがとうな。 だけど、学校を抜け出すのは、駄目だ。 それに金も持ってないだろう?」 「そこまで考えてなかった」 「烏に言って小遣いが貰える様にしてやるから、学校から黙って抜け出すなよ」 頷いた忍星と煌希と大牙。 それを確認した時、ポケットに入れていたスマホがバイブした。 取り出して画面を見ると烏だ。 操作して耳に当てると『蝶を探せ』と言っただけで通話を切られた。 直ぐに大和に連絡すると3コールで出た。 「蝶が消えたって、どう言う事だ?」 『俺達も、今調べてる。煌牙は授業中じゃないのか?』 「武と一緒だ。 煌蓮総本部から、何処に向かったか先に調べろ」  
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