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下手に騒いでは、大和達に迷惑かけると思った私は、烏の仕事部屋に戻り『2人が居ない』と煌牙、忍星、煌希、大牙に告げ、プライベートルームのベランダに向かう。 私の後ろから着いてくる4人。 ベランダに出てから下を見る。 羽生も杏珠も、防犯カメラと監視カメラの位置を、煌牙と忍星に教えてもらい覚えている。 それに2人とも気配を隠すのが上手い。 「蝶、2人とも木の上に居る」 双眼鏡を覗きながら、煌牙が言った言葉を聞いて、いつの間にか杏珠も木を登る事が出来る様になったのだと思った。
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