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「玲ちゃん、どう言う事?」  問い掛けてきた大和に、私は答える。 「子供達は、何処に防犯カメラと監視カメラがついているか知ってるの。 だから、そこを上手く通らない様にして歩いている。 それと、ボルダリングを日々しているから、木登りは得意だし気配も消せる。 もちろん、杏珠も羽生も出来るからね。 今から迎えに行くから、ついて来る?」 私の言葉を聞いた大和と涼と拓海は、大きく頷いた。 『南側だ』と言った烏と一緒にリビングを出ると、大和と涼と拓海がついて来る。
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