(15)

6/39
前へ
/578ページ
次へ
エレベーターに乗って地下1階に下りると、運転席に涼が座る黒のハイエースに、子供達が乗っていた。 それを確認した烏が『先に行け』と告げると、黒のハイエースの助手席に乗り込んだ大和。 すぐに走り出した黒のハイエース。 『別なの?』と思わず問い掛けた私に『乗れねぇだろが』と烏が答えた。 言われてみたら、後1人はなんとか乗れても、2人は無理な様に思える。 ほんの少しだけ、家族全員で出かける事を、楽しみにしていただけに残念。
/578ページ

最初のコメントを投稿しよう!

235人が本棚に入れています
本棚に追加