(15)

10/39
前へ
/578ページ
次へ
「ゆりちゃん、ねぇねぇとあんちゃんは、おむらいすがよいとおもう。 にぃにぃとこうくんとだいくんも、おむらいすにきまり」 きっと杏珠は学校でもこんな感じなのかな?と思えた。 「俺、から揚げ」 「ハンバーグ」 「あんちゃんと同じ」 そう言ったのは、忍星と煌希と大牙。 「じゃ、お昼はオムライスにして、夜はから揚げとハンバーグにしようね」 「♪~おむらいす、おむらいす、おむらがすきなの~♪」 「杏珠ちゃんはお歌が上手ね」 「ゆりちゃん、だいすきなのよ」 「うふふ」 賑やかしい中でも、知恵の輪をしている羽生。
/578ページ

最初のコメントを投稿しよう!

234人が本棚に入れています
本棚に追加