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「お前達は、アヤナミの事件に関わっていたよな?」 俺達が親っさんの部屋に着くとそう問いかけてきた。 無人島に放置したが、結果的に煌弥の計らいで、警察に渡す形になった奴等だ。 「武に会いたいと連絡が入った」 親っさんは、俺達に言った後『そうだな?』と武に確認する。 それに対して『そうです』と答えた武。 「会いに行くなら、煌牙を連れて行け」 煌弥の言葉に『はい』と返事した煌牙は、武と一緒に部屋から出て行った。 組を継ぎたいと言った煌牙を一人前にしたいと言う思いが、煌弥にもあるのだろう。
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