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「アキは佐々木を見てなかったんだろ? 他に目撃者がいないなら余計なことは言うな。大人に任せようぜ。オレたちに出来ることは何もねぇよ」
『……そうだな』
ナツは佐々木に口止めをした。
「アキが帰って来たらL*NEする。あ、でも、そろそろ母さんが帰って来るからスマホに触る時間はないと思う。明日学校で話そうぜ」
『大丈夫なのか?』
「いつものことだ。じゃあな」
『おい、ナ……』
佐々木の返事を待たずにナツは自分から通話を切った。
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