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予定通り
第五話"成功"
一山「ただいまるまるもりもり~」
大林「おかえり。元気しかないのかお前は、」
一山「明るくいかないとね!犯人は見つかった?」
大林「まぁ、大体の情報は集まった。」
さぁどうだ。犯人は五十嵐押になったか?
楽しみで仕方がない。
成功したのか????
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五十嵐「お前んちいいよなぁ、金もあるし、いいよなぁ、」
千田「鍵は閉めていたはず!なんで!」
五十嵐「お前みたいな幸せな奴はなぁ、こうだ」
千田「鍵を!なぜ!!うああぁぁぁぁあ!」
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大林は、一昨日の夢のメモを取り出し、セリフの横に名前を書いた。
大林「こうなるな。」
一山「でも五十嵐は、東大医学部卒業のエリートだろ?金もあるだろ。」
大林「でも、犯人は、、、五十嵐かもしれない。」
一山「なんで!?」
五十嵐にはアリバイがいくつかあるらしい。
まず最初に、大林の家に入る瞬間を見たやつは誰一人としていない。
おそらく、お得意のピッキングらしい。
二つ目、東大医学部の合格者に五十嵐押なんてやつはいない。
三つ目、千田は家で殺された。
最後に千田と一緒に家にいたのが五十嵐だ。
前々回家に集まった時、千田はこういった。
「おれと五十嵐は、大林一家について調べるから、もう帰るわ。」
といった。家で調べているときに、犯人が五十嵐と分かり
現行犯で殺された。これが大林の推理。
ははっは!!!うまく引っかかったなwww
お前はやっぱり馬鹿だ!あはっははwww
お前は俺の正体を見破ることはできない!あははっは!!!
一山「おお!さすが大林警部補!」
大林「五十嵐に家へ来いと連絡してくれ、、」
一山「じゃぁ電話で!」
大林「頼む」
「おかけになった電話番号は現在使われておりません」
大林「!?」
一山「!?」
よし、昨日のネカフェで五十嵐の電話番号を消した。
うまくいっているぞ!
一山「でもよー、名字が違うじゃんかー」
大林「いっただろ、東大医学部の合格者に五十嵐押なんてやつはいない。」
一山「あ、そうか!五十嵐は偽名ってこと?」
よし!よしよし!完璧だ!
一山「なぁ、押って、、、」
大林「?」
一山「八画だよ、、、、」
もう大林は完全に俺の手の中!
もう五十嵐以外犯人はいないみたいな顔をしているwww
勝ったなw
大林「千田の死は無駄じゃない。五十嵐押を見つける。」
一山「おう!このまま大林一族を終わらせよう!」
終わらせるのはお前だw汚点www
大林「よし、行くか、、、」
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俺たちは、今日作戦会議をするらしい。
なんか犯人じゃないのに盛り上がってるwwおもろw
もう少し面白いこと言うかww
一山「大林、一回目の夢、、、どんな夢だった?」
内心あまり覚えていない。でも、うすうすなら。
確かこんな感じだったらしい。
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「、、、動くな」
「この子だけはやめてえ!」
「俺を捨てたくせに」
「やめてぇっぇえ!大林ぃぃ!」
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一山「十影さんと二郎、子供作るの早すぎやしないか?」
大林「たしかに、付き合った頃にはもう赤ちゃんいたもんな。」
三原「百田ちゃんは、十影さんの子供じゃないの。」
三原「百田ちゃんは、千田君の子だったの。」
一山「おうおう、話の展開が早すぎるぜ!」
大林「じゃぁなんで大林って叫んだんだよ。」
一山「俺の憶測だけど。こうおもうんだ。ー」
おれは、噓の推理を話した。
大林「お前天才か?」
三原「かっこいい!ボソッ(大林君のほうがかっこいいけど。」
三原「要するに、行き過ぎたストーカーってことね!」
大林「犯人は五十嵐押、いや、大林押で確定だな。」
一山「あとは、押がどこにいるかだな。」
大林「そうだなー。あいつがよく行くところとかはないのか?」
一山「あっ!隣のマンションの後ろの廃工場!」
大林「なんで"そんなところ"見たんだよ。」
三原「まぁ、行ってみるしかないわね!」
"予定通り"11:30廃工場前に来た。
"予定通り"そこには五十嵐がいる。
大林「おい!お前、、、八代目の大林一族だな?」
一山「十影さんも、千田を殺したのも」
三原「全部あなたね!」
押が驚いた顔でこう言った。
押「え?いち、、、」
パチィン
バァァァン!!!
一山「うわぁっぁ!」
三原「大林君!!」
打たれていたのは"予定通り"五十嵐だった。
そして、"予定通り"警察が回り込んでいた。
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