五十嵐押

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五十嵐押

第三話"灯台下暗し" どうやら、千田が残した文から読み取るに、 犯人、つまり大林一族の一人が俺たちの近くにいるらしい。 いったい誰だ、千田はおそらく犯人を知ってしまったから殺された。 そして、千田は家の中で殺された。 ピッキングがうまいのか。 一山「ただいまるまるもりもり~」 大林「おかえり。元気しかないのかお前は、」 一山「明るくいかないとね!犯人は見つかった?」 大林「まぁ、大体の情報は集まった。」 でも、ピッキングがうまい奴なんて俺の周りには、、、、。っ! わかったぞ、犯人は五十嵐かもしれない。 前回も、前々回も、毎回五十嵐が俺の家に入るとこを見ていない。 家のカギ! 一昨日の夢につながったぞ! 一昨日の夢にいた殺された人が千田だとすると。 ----- 五十嵐「お前んちいいよなぁ、金もあるし、いいよなぁ、」 千田「鍵は閉めていたはず!なんで!」 五十嵐「お前みたいな幸せな奴はなぁ、こうだ」 千田「鍵を!なぜ!!うああぁぁぁぁあ!」 ----- 俺は、一昨日の夢のメモを取り出し、セリフの横に名前を書いた。 大林「こうなるな。」 一山「でも五十嵐は、東大医学部卒業のエリートだろ?金もあるだろ。」 大林「でも、犯人は、、、五十嵐かもしれない。」 一山「なんで!?」 五十嵐にはアリバイがいくつかある。 まず最初に、俺の家に入る瞬間を見たやつは誰一人としていない。 おそらく、お得意のピッキングだろう。 二つ目、東大医学部の合格者に五十嵐押なんてやつはいない。 三つ目、千田は家で殺された。 最後に千田と一緒に家にいたのが五十嵐だ。 前々回家に集まった時、千田はこういった。 「おれと五十嵐は、大林一家について調べるから、もう帰るわ。」 といった。家で調べているときに、犯人が五十嵐と分かり 現行犯で殺された。これが俺の推理。 一山「おお!さすが大林警部補!」 大林「五十嵐に家へ来いと連絡してくれ、、」 一山「じゃぁ電話で!」 大林「頼む」 「おかけになった電話番号は現在使われておりません」 大林「!?」 一山「!?」 コイツだ、、、、絶対こいつが犯人だ。 それ以外ない。 くそっ、逃げられたのか。 だが、犯人は見つかった。 これは大きな一歩だ、大林一族を変える一歩に。 一山「でもよー、名字が違うじゃんかー」 大林「いっただろ、東大医学部の合格者に五十嵐押なんてやつはいない。」 一山「あ、そうか!五十嵐は偽名ってこと?」 そう、五十嵐は、たぶん偽名。 押についてはわからない。 一山「なぁ、押って、、、」 大林「?」 一山「八画だよ、、、、」 !!!!!!!!!!! そういえば、俺の年代だと、大林一族は今八代目! 分かった。千田の、漢数字にとらわれるなの意味が。 今わかった。 画数だったのか、、、、。 ありがとう。千田それしか言葉が見つからない。 大林「千田の死は無駄じゃない。五十嵐押を見つける。」 一山「おう!このまま大林一族を終わらせよう!」 大林「よし、行くか、、、」 三原「え???私は???私モブじゃああああん!!!」 ----- 令和六年6月26日10:23 "五十嵐押"の捜索を開始する。 ----- 第三話”灯台下暗し” THE END
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