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私が寂しい…?
彼に大好きなあけちゃんを取られたから?
そんなこと…そんなこと…
「そんなことないもん…」
私はそう言いながら机に突っ伏して泣いた。
「優子もホントは分かってるんでしょ?
彼が出来ても、結婚しても、明美さんは変わらない。
変わってない。
優子が大切な人だからさ、
結婚式出てほしいって、
優子にさ、ちゃんと祝福してもらいたいって、
そう明美さんは思ったんじゃない?」
マキは優しく私の頭を撫でながら言った。
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