小話壱

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小話壱

《否定》 君が太陽を浴びる時 みなは君を肯定し褒めるだろうね。 だけど それだからこそ 僕は君を否定したい 《夢現》 僕は 君が怖かった 自分には手の届かない 遠い遠い存在になってしまいそうで だけど 多分僕はそれが近い未来だと分かっていたから 君を好きになったんだ 君の活躍で笑うために 《僕と僕》 僕がくらい時 僕(キミ)は明るい 僕が笑う時 僕(キミ)は泣く ごめんね 僕は僕を泣かせてしまう 無理をさせてしまう 周りの為に犠牲にしてしまう 《黒猫》 汝の苦痛は 雨音と風音 それは恐らく 人にとっての苦痛 そして その苦痛の原因も また人 汝の見る主は 偽善者の顔をした 弱き者 だから 恐らく 人は皆弱き者
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