桜の花の木の下で

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タクミとシズオはお互いの予定を調整して温泉に行くことにした。 シズオは電車の旅も始めてで大喜び、いつも静かなシズオがはしゃいでいる。タクミはそんなシズオを見て連れて来た甲斐があったと嬉しくなった。 温泉に着いてまずお風呂に入ることにした。 シズオの白い美しい色っぽい裸を見てタクミはタオルで股間を抑えシズオから少し離れて風呂に入った。自分の身体なのになんでこいつは思い通りにならないんだ、シズオは男なんだぞと自分に言い聞かせているとシズオが側にきた。まずいドキドキするやっぱり温泉はまずかったな、うっすらピンク色になったシズオの身体を見ていたら触れたい衝動が抑えられずにさりげなく肩を組んだ。 しまったドキドキがバレる、ん!シズオもドキドキしている。そうだシズオは男に触れられるのも始めてだったんだ。すかさず手を離そうとしたらシズオが寄り添ってきたので思わず抱きしめてしまった。体が熱い、顔が真っ赤、あ!のぼせたんだ。抱いて脱衣所に連れていき少し冷やし、浴衣を着せて部屋に連れて行き寝かせて頭を冷やした。身体も冷やしたほうがいいのかな氷で冷やしたタオルで身体を拭いてあげると 「冷たい!いやだ恥ずかしい見ないで」とシズオが飛び起きた。
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