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「見ないでって、さっき一緒に裸でお風呂に入ったでしょう?何言ってるの今更」
「だって、タクミ私の身体マジマジと見ていたでしょう?私パンツも履いてないし、見たでしょう?」
「見てないよ!体冷やしてただけだよ。男同士なのに恥ずかしがることないでしょう?」
「だって、私他人に裸みせたことないの。タクミが初めて」
「え!それは光栄なことだ。温泉も初めてなの?」
「温泉は来たことあるけど、いつも部屋の露天風呂に一人で入っていたの、大浴場は初めて!広くて気持ち良かった」
「気持ち良くてちょっと長湯しちゃったのかな?よくなった?」
「うん、冷やしてもらって良くなった!ごめんなさい」
「手のかかるお坊ちゃんだ!可愛い」
「可愛いって、もうそんな歳じゃないよ歳ばかりとって世間のこと何にも知らないんだ。恥ずかしいよ」
「シズオ、君は美しくって可愛いよ!僕は大好きだよ」
「タクミありがとう。私もタクミが好き!なんかこの会話変だよね、まるで恋人同士みたい」
「ほんと恋人みたいだハハハ」
タクミは本当に恋人同士になれたらいいのにシズオを抱きしめることができる、今日がチャンスなのにと思った。キスぐらいなら許してくれるかな
シズオもなんか変だジーと僕を見つめている。
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