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細い腰に巻き付いたトレーナーが揺れている。アジア人独特のスリムな姿がかわいく見えたのに、ぼくはなぜか、
「がいこつみたいだね」
って、言っちゃった。そしたら、ヨーコはキュートな笑顔で、
「パードン?」
ぼくの言うことがわからなかったみたい。だから、ぼくは、もう一度、
「ユー ルック ライク ア スケルトン」
と言ったんだ。そしたら、ヨーコが、
「お~」
って言ったから、理解できたのかなって思ったら、
「ユー ライク スケルトン?」
だって。ちがう、ちがう、ぼくが、がい骨を好きなわけないじゃん。
「ノー、ノー、ユー ルック ライク!」
ぼくはちょっとイラっとした。
「お~、アイ ライク?」
ヨーコはちょっと小首をかしげ、
「イエス、アイ ライク ア スケルトン ア リトル」
えっ? 「がい骨がちょっと好き」って、マジ?
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