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『スクールウォーズ名言集』を見て最も重く感じた言葉
2019年のきょうは、日本で開催されたラグビーワールドカップでサクラジャパン〜日本代表が初めて予選を通過した日です。
その前日、関東甲信越地方・静岡県・東北地方で台風19号による大規模災害が発生した…と言う悲惨な出来事があった。
そんな中で、ラグビーワールドカップカップでサクラジャパンが初めて予選通過したニュースは災害で疲れ切っていた私たちの心にひとすじの光をともしてくださった。
…………
ラグビーが日本人に広くしんとうしたきっかけがあの『スクールウォーズ』のドラマであった。
ここでは、ドラマの主人公・滝沢賢治(山口良治先生のモデル)が言うた言葉をリスペクトして紹介します。
『確かに、オレみたいに(つっぱり生徒たちから)殴られている教師たちはみじめだ…けれど、そんな(劣悪校である)ガッコーに通っているコたちもまたみじめだ。』
実際に山口良治先生が伏見工業高等学校にやって来た時に、校舎は荒廃していた。
この時、山口先生は『これは学校ではない…戦場だ!!』とつぶやいた。
その上で、山口先生は『この学校に通っているつっぱり生徒たちは、つっぱりになりたくてなったわけじゃない…』と言うた。
もちろんそのとおりである。
『成績向上第一主義』『一流大学へ進学して一流企業に就職する』…
まわりの大人たちが彼らに対しと一流を求めてばかりいること…他にも深刻な原因はたくさんあると思う。
一流の大学を卒業〜一流企業に就職したら幸せになれると思いますか?
どうでしょうか?
……………
次の言葉は、主人公が川浜いちのワル(松村雄基さんが演じている)と一緒にお風呂に入っている時に主人公が言うた言葉です。
『ほんとうの素直は『良いことは良い』『悪いことは悪い』とはっきりと言えることじゃないか。』
たしかにそうだと思う。
1960年代から1970年代なかばあたりのサラリーマンたちは『上司の言うことを素直に聞いていたら幸せになれる…』と言うていたけど、それだけで幸せになれると思いますか?
素直と言う意味を辞書で調べろと言うても、調べることができますか?
…………
いろいろと考えてみたが、正しい答えはなんだろうかと思った。
他にも『スクールウォーズ』の劇中で登場人物たちが言うた名セリフはたくさんあります。
(ユーチューブで公開されてますので、スクールウォーズ名言で検索すればでてきます)
話は変わって…
『スクールウォーズ』で忘れてならない話と言えば『イソップくん』の話である。
『イソップくん』も、ラグビー部の部員であったが脳腫瘍を抱えていた。
脳腫瘍を抱えている中でも、仲間たちと一緒に練習にはげんだ…
不良たちにからまれたイソップくんに対して、主人公が白いラインの上にラグビーボールをゆっくりと置いた〜風で転がっていくラグビーボールをイソップくんが泣きながら取りに行った。
ラグビーボールを取ったイソップくんは『ぼくはラグビーを捨てることはできない…』と泣きながら言うた。
1984年12月15日ぐらいに放送された回は、大泣きの話しであった。
残り少ない余命を告げられたイソップくんが夜の森林で命を絶とうとした時に主人公と生徒たちのメッセージを見て学校へ戻った〜しかし、屋上で命を絶とうとしたので主人公が力付くで阻止した〜イソップくんは、脳腫瘍の手術を受けることを決めた…という話であった。
残念ながら、イソップくんは16歳で天に召された。
……
他にも、大泣きが多いシーンがたくさんあった。
そうした出来事をへて、伏見工業高等学校のラグビー部は強くたくましくなった。
優勝を決めた直後に生徒たちに胴上げされていた主人公は、どんな気持ちであったか…
いろいろと考えさせられた伝説のスポ根ドラマであった。
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