人類に与えたもの

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それから数年後、日本には二人の適正者がいた。 「今日はありがとな!わざわざ俺に付き合ってくれて。今日は俺の奢りだ!じゃんじゃん飲めよ!」 「言われなくてもそのつもりだったから、気にすんな。」 今、二人の適正者は居酒屋にいる。豪快で気前の良い男が松下健。もう一人の低身長でイケメンな男の方が佐藤駿。 「今日も大変だったな!今回の怪物は手強かったから疲れたよ。明日は筋肉通だな、こりゃ!俺が身体鋼鉄化能力(コウテツ)じゃなくて炎でも出せたら楽なのになぁ〜。」 「俺は後ろで身体能力強化魔法(バフ)をかけるだけだったから楽に終わったよ。」 「自分にもかけられるのに何もしてなかったからな!」 「そういう約束で今日はダンジョンに行ったんだろ。そんなことを言うなら何もしないぞ。」 「それは困る!冗談だって〜。」 数日後 「さて、今月も面倒臭いけど、ダンジョンにいくか。」
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