【遍く月、ただ淡く】

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【遍く月、ただ淡く】

夜という 少し疲れた時間帯 そんな時は太陽じゃなくて その光を反射する 月明かりぐらいでちょうどいい 淡い光だからこそ 心が安まる 淡い光だからこそ ゆっくり見られる 夜空よ、夜空 「日陰者で何がいけないのか」 月が夜だから輝くように 僕らにもそれぞれの場所がある 光り輝くそのための 夜という 少し眠たい時間帯 そんな時は太陽じゃなくて その光を反射する 月明かりぐらいがちょうどいい 淡い光だからこそ 心は赤らむ(明らむ) 淡い光だからこそ ゆっくり眠れる 夜風よ、夜風 「日陰者で何がいけないのか」 月が夜にこそ輝くように 僕らにもそれぞれの時がある 光り輝くそのための       太陽にはなれなくても 月にさえもなれなくても スッポンにしかなれなくても それでも僕は 夜があるから落ち着ける 夜があるから床に()く 夜があるから朝が来る だから僕は だからこそ僕は ちなみに、【眩い月、唯独り】とタイトルは似てますが全くの別物です笑 タイトル迷ったので、あれの続きみたく書きました。 本作は、「鏡よ鏡」という白雪姫のフレーズのオマージュです。 だってあの尋ねてる人も日陰者ですしね。まあ、黒いスポットライトは当たってるとも言えるんですけど。 ちなみに、また明日から4泊5日で旅行行ってくるので、投稿は1週間お休みになると思います🙇‍♂️
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