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早紀の友人「横山明穂」が代わりに来てくれる事になった。
早紀は明穂に引き継ぎを行った。明穂も他の会社の仕事にマンネリ化を感じていたので、受け入れてくれた。
「メイ。ゴメンね。こんなことになってしまって。」早紀が言うと、
「ううん、ソーちゃん。私のほうがラッキだと思う。この仕事興味あったし、楽しみだわ。ただ、ソーちゃんの方が良かったと言われないように頑張るから。」明穂が答えた。
「いや、メイの方が優れているわよ。」二人は笑った。
早紀はこの会社を後にした。その間一度だけ出勤の時、慶一の乗っていたエレベータに早紀が乗った事があり、慶一は何か言いたそうだったが早紀と離れていた事と早紀の方が先に降りたため何も話せないままになった。
その後会っていないまま2年が経過した。
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