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剛は、顔をしかめた。出たくない。しかし、無視するわけにいかない。剛は、不愉快そうな顔になり、電話に出た。京島は、至急、昨日の会議室に来い! と命令した。
剛は、面倒臭いと思いながら再び教団ビルに向かった。そして、エレベーターで六階第二会議室に行った。剛は、今日もあの男女三名がいるのか?
それとも京島一人だけだろうか? そんなことをぼんやり考えた。
会議室に入ると京島一人しかいなかった。京島は、剛を見て、にっこり笑った。昨日の睨みつけるような態度と正反対だった。
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