黒池 皇希

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黒池 皇希

e5f39e5d-35ce-4769-99a6-76ce04d8d082 種族 人間 性別 男 年齢 怪奇討伐部Ⅲでは26歳。奇士刑事・序では25歳 出身地 東京 武器 剣→カリビアが鍛え直した剣 好き 正義を執行すること、強くなること、子供、クラシック、先生、ヤスお兄ちゃん、みんなの笑顔、みんなの安全 嫌い 時間がかかる料理、ヘラ、リメルア、犯罪者、髪の毛で遊ばれること(嫌いだけど我慢している)、銃!!! ◇◇◇ みんな大好き黒池さん。 『警視庁特別能力推攻課(すいこうか)』の刑事をやっている。推攻課とは『推理』と『攻撃』を合わせた言葉で、普通に捜査にも加わるが、主な仕事は特殊部隊と同じことをするものである。 特殊部隊と違うところは『装備がいらない』、『安価(治療費+普通の賃金+ボーナス)』、『少数精鋭のため見つかりにくい』、『準備が不要で、GOサインを出したらすぐに現場に急行することができる』などなど。つまり特殊部隊がいらない!!ということ。便利すぎる。 しかし毎日テロや立てこもりがあるわけではないので、推攻課の仕事は半分以上が資料整理やパトロールなど。戦闘系の能力ではない上原以外の黒池や山野は、たまには体を思いっきり動かしたい……と嘆いている。 推攻課の前にある『特別能力』というのは、その名の通り特別な能力で、黒池の先輩である上原は『人の心を読むこと』。黒池の後輩である山野は『狙った座標に爆発を起こすことができる』というもの。しかし爆発の威力と体力は比例しているので、ここぞという時しか使ってはいけないと言われている。 黒池はただ剣を持っているだけで、これといった能力は無いのだが、なぜか推攻課に所属している。 前は警察のトップからは『監視対象』としてというのに加え、彼自身が警察官になりたいと警察にとっても都合の良いことを言い出したので人数の少ない、さらに彼の願いでもあった推攻課に入れているだったが、あとから入ることになる『怪奇討伐部』のメンバーとなったことで黒池は一躍超VIP待遇な人間へと変わった。 黒池がそこにいる、というだけで日本という国は安泰になるのだが、黒池自身は『推攻課のままでいたい』と願ったため、彼がちゃんとした理由で『推攻課』のメンバーにいることを許された。……というか、完全に政府の言い訳である。 彼は昔から数奇な運命を辿っているが、推攻課に入ったあとでも奇妙なことは終わらなかった。 彼の元に悪魔が訪れた。彼の名前は『サニー・ラプル』。彼はいろんな意味で強い人間を集め、彼らを『怪奇討伐部』として魔界で戦わせることを目的としていた。その一人に黒池は選ばれたのである。(『奇士刑事・序』より) 黒池はシフやサニーたちと共に魔界に訪れる。というか、彼は昔吸血鬼リメルアに食料としてデスと共に拉致されており、彼にとって『魔界』という場所に向かうことは、『魔界に戻る』というものだった。 裏で犯罪者マリフを捕まえるという命令と、『怪奇討伐部』としての大仕事ムジナ・ルクエトリーパーの討伐、そして彼の個人的な宿敵であるヘラ・フルールの討伐…………と、大忙しの黒池だったが、なんとか良い感じに終わらせることができた。 黒池の服装はヘラの色違いで、もしどれだけの時間がかかっても、ヘラを倒すことを忘れないようにと彼の服装に似た服を着ていた。黒池が剣道部に入ったのもヘラが剣を使っていたからだし、推攻課に入ったのは上原の存在が大きかったからというのもあるが、推攻課などという『どう考えても普通じゃない』ところに入ることで、もしかするとヘラなどの『神秘』に出会うことができるのでは?と思ったからである。 黒池が魔界にいた時は、実は表面上でしか本気で命令を遂行していなかった。彼は悪魔が大好きだし、そんな悪魔を倒すだなんてもってのほかだからだ。なので黒池はムジナやヘラの手伝いもするし、放っておけば死んでいたのに分身リスト討伐を手伝ったのは、悪魔に認めてもらいたかったからかもしれない。 関連サイドストーリー 黒池の誕生日2024 https://estar.jp/novels/26203673 春喰み https://estar.jp/novels/26215643
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