丐命

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丐命

君と出逢えた良かった って君が居る時に ちゃんと言えたら良かったな 時折、君を思い出しては空を見上げる 初めて君を見た僕は見惚れてた 君の好きな曲を聴いてみたり 君の好きなものを調べて買ってみたり 君とまだ付き合えなくても 一緒に居る感覚を味わいたくて 消極的な自分は話しかける事なんて でも、君から話し掛けられた時は 笑顔でまだ悟られないように いつもの帰り道が胸が弾むような この気持ちにまだ素直になれてないや 君と居る空間が1番居心地がいい 隣じゃまともになれないから この先を知る事が出来たらなんてさ あれから3回目の春が訪れる 少しずつではあるけど君と帰路を一緒に お互いが寄り添う、そんな淡い事もある このままだと終わりが来てしまう まだこの先も一緒に居たいな ふと「僕と一緒に居てくれませんか」 と放つ貴方の言葉はとても暖かくて 「その言葉をずっと待っていたよ」 と、「でもね…」 ずっと一緒に居たいとこの時間が大好きと 思えば思う程に泣きたくなるの 永くは居れないんだと そんな事はないと信じたくもない やっと言えたのに あまりにも残酷過ぎる なんて思う時間もくれない神様が大嫌い でも、この気持ちは変えられない 一緒に居たいと思う気持ちは 僕の頑張って想いを告げた言葉は 受け流されるように 頬に伝う(しずく)は水溜まりに 君は小さく光を放ち昇ってったね 僕の気持ちを君は()んでくれたように 優しい笑顔だったな 改めて思うんだ 君と出逢えて一緒に歩めた「とき」は とても素晴らしいんだと
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