0人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
そして全ての試験を終えて あとは発表を待つばかりである
結局あの後からあの子に会うことはなかった…
もしかしたらお互いに合格すればまた会うかもしれないと密かに淡い期待を胸に抱いて
自分の慣れ親しんだ地に帰った
月日が過ぎ…
親に反対されながらも古巣をさることにした…
自由の身になっていると言うのに…
あの子はどうなったのかも知らないのに…
しかし確かめずにはいられなかった、発表がわかってからも、このモヤモヤした気持ちがハッキリとわかるまでは…
最初のコメントを投稿しよう!