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「…そうだよ、ね」
辛そうに顔を俯かせようとした健翔さんに今度は俺から口付ける。
「…レン?」
『だからとりあえず今夜は身体の相性だけ教えてくれる?』
運命の番がどれだけ気持ちいいのかは正直気になってはいたんだよね。実は健翔さんとの会話中ともフェロモンが良すぎて何もされてないのに濡れちゃってたし。
『存在が媚薬だよね。早くナカに欲しいんだけど…』
じいっと見上げてお強請りすると健翔さんの目の色が変わって微笑んで来た。
「ダメだよ。傷付けたくないからたっぷり時間をかけて抱くんだから。」
『えぇー…』
そんなんただの地獄でしかないでしょ。
一見優しくて紳士みたいって思うけれど興奮した俺からすればさっさとそのデカイブツ突っ込んでくれた方が簡単に気持ちよくなれるんだけど?
「こら止めなさい」
『けちっ』
健翔さんのモノを軽く手で擦るのを止められた。
「レンは今夜が初めてなんだから。ね?痛くさせたくないの。」
まあ痛いのは嫌だけど…
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