不道徳な家族・シークレットラブ

シークレット

吉村千歌（高二）は、ママ（千春）の再婚の相手と食事会をする為に出かける。

約束の時間に某都内の中華飯店で家族の顔見せとして円卓を囲むことになっていた。

藤原裕司が先に来て個室の円卓に座っていた。

吉村千春と千歌は、中華飯店の個室に案内されて入って行く。

「こんばんは、裕司さん、、」
「はい、ようこそ、千春さん、」

「この子がうちの娘、千歌です。裕司さん、」
「千歌ちゃん、こんばんは、よろしくね、」

「はい、こんばんは、おじ様、」
「千歌、おじ様じゃないでしょ、お義父さんでしょ、」
「あぁ、良いんですよ、千春さん、直ぐには呼べないでしょうから、、」
「すいません、、」

新しい家族との顔合わせなので、萩原家の長男、紀義（高二）が来るまで待っていた。

萩原裕司がトイレに向かう。

裕司がトイレから出てくると、吉村千歌と鉢合わせる。

「おじ様、わたしのこと覚えてませんか？」
「ええと、何処でだったかな？千歌ちゃん、」

「こう言ったら分かるかな？マナミです、、」笑
「えっ！マナミちゃん、、あぁ、思い出した！！」

「はい、あのときは、お世話になりましたね、おじ様、」笑
「あぁ、いえっ、、二人の関係は、千春さんに言わないでくれるかな？千歌ちゃん、」
「はい、それはもちろん、二人だけの秘密ですね、おじ様、」笑