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用語集
【ルーナ・ラウィック】
この世に産み堕とされてしまった御子達の最後の砦、天使の住む摩天楼。『ルーナ』と略される移動式住居。天使の中にはこれを“城”と呼ぶ者も居る。
外見は我楽多を積み重ねた様な塔で非常に不格好。左右に機械の翼が、下方に機械の足が、後方に機械の尾が取り付けられており陸空海を進むことが出来る。
中は入り組んだ複雑な造りとなっており、部屋と廊下をでたらめに詰め込んだような印象を受ける。明確な階層がなく、また時々部屋の配置が変わっていたりする。
どこに向かっているのか、なにを目的に進んでいるのかはわからない。どうやら意志があるようで、内装が変わるのはそのため。
偶に街などの付近で立ち止まり休憩する。
ここに暮らすに相応しい“天使”にのみ入り口を開く。
(外装はハウルの城を想像してください)
【管理人】
いつからか知らない。もしかしたら最初からかもしれない。ルーナ・ラウィックの中で暮らしている二人組。
新入りの天使を出迎え歓迎し、ここがどんな場所であるのかを伝える役目に担っている。
【天使】
ルーナ・ラウィックに住む人間の総称。別に羽が生えているわけでも輪があるわけでも無い。ただそう呼ばれている。
共通点として、本来人間が持ち得るはずの無い“異能力”を持っている。また、宝石のような眼球をしている。それ以外は他の人間となんら変わらない。
【エンウィ帝国】
地上に存在する大国。世界政府が置かれ、絶対的な権力を持っている。
ルーナにあると云われている神秘を求めルーナを陥落させることに心血を注いでいる。
【鉄犬】
一般に聖騎士と呼ばれる、エンウィ帝国が各地に派遣した自警団。主な仕事は派遣された土地の守護と反逆者の捕獲、“天使”の捕縛。
街に降りる際は彼等への注意が必要。
【鉄梟】
エンウィ帝国から送られてくる刺客。可動式の鉄の翼の着いた鎧に身を纏った人間。銃火器や剣、槍などを所持している。
ルーナへと直接的襲撃してくるため、その鎧などを剥ぎ取って貴重な鉄資源の確保に利用している。
【夜闇】
夜に大地に顕れる謎の生物。心に深い闇を買った者を取り込もうと追いかけてくる。シルクハットを被ったような黒い影の身体をしていて、強い光を当てるか一定の攻撃を加えれば消える。
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