10 あぁ、おなかが空いた!

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10 あぁ、おなかが空いた!

「おばあちゃーん、今日は商店街で鱈と白菜が安かったよー。鱈ちり鍋作ろうよー」  帰宅した日和の元気な声が家に響いた。嬉しそうに微笑む祖父母。 「あぁ、おなかが空いた!」  大きな声で言うと日和は、キッチンへ駆け込んだ。 〈了〉
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