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 カランカラン、お店のドアが開く音。  入ってきたのはお母さんと男の子。  男の子はお店の中を歩き回ったかと思うと、ぼくの前まで来て止まった。  ビンの底を2つ並べたみたいな大きな目が、じっとぼくを見る。    よく見ると、男の子には右うでが無かった。  (この子、ぼくとおんなじ…!)  「お母さん、誕生日プレゼントはこの子がいいな」  
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