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三人称は三人称単一視点と、三人称多視点に分かれるらしいです。
一人称、三人称単一視点、三人称多視点の3つを例文で書いてみます(^0_0^)フンス
〔一人称〕
『「ユカヲさん、こっちです」
私はフェンスを越えて、ユカヲさんと一緒に向かった。
彼女は大事そうに何かを抱えて胸元を押さえている。
何を持っているんだろうと私は首を傾げたが、そのまま走った』
〔三人称単一視点〕
『「ユカヲさん、こっちです」
××(主人公の名前)はフェンスを越えて、ユカヲと一緒に向かう。
大事そうに胸元を押さえているユカヲをみて、何を持っているのかと××は不審に思い首を傾げたが、そのまま走った』
〔三人称多視点〕
『「ユカヲさん、こっちです」
××(主人公の名前)はフェンスを越えて、ユカヲと一緒に向かう。
大事そうに胸元を押さえているユカヲが、刃物を隠しているとは知らない××は、何を持っているのかと不審に思い首を傾げたが、そのまま走った』
一人称は、説明の部分も、主人公が言ってるみたいに書きます。
だから、「私」「ユカヲさん」って、セリフの時みたいに登場人物のことを主人公の言葉で言います。
主人公が見ている、知っていることしか説明できません。
三人称単一視点は、他の誰かが場面の説明をしているように書きます。
だから主人公がセリフの中では「ユカヲさん」と、さん付けしてても「ユカヲ」と呼び捨てです。
しかし基本的に主人公目線で、場面の説明をする役割なので、心の声との違いが分かりやすいです。
主人公が見えていない、知らない部分や場面を、違う登場人物の視点に切り替えて書くことができます。
三人称多視点は、他の誰かが説明している+主人公以外の視点+作者だけが知っていることを書けます。
主人公も知らない神の視点で書けるのが、この三人称多視点。
例文の主人公××さんは、この時点でユカヲが刃物を胸元に隠しているのは分からないんですが、作者がしゃしゃり出てネタバレしてくれるんです(言い方)
……ちょっと待てよ。
本当に一人称と三人称の地の文の説明、これで合ってますか?
ユカヲのことだ。こんなに長々書いといて、何か勘違いしてそうだな……。
ダラダラダラ(;´Д`)滝汗
有識者の皆様、教えて下さいm(_ _)m
そんで、例文のユカヲは物騒ですね。
銃刀法違反です。
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