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水族館に行く日、俺と菜穂は別々に行く事にした。
菜穂曰く「学校の人に見つかったら面倒くさいから」だそうで、
じゃあデートするなよ…とは言えなかった。
俺は乗り気じゃないのは確かだった。
「え…」
水族館に着くと、もう菜穂は入口の前に居た。
…正直見惚れてしまった。
いつもTシャツにパンツ姿の菜穂が、白い花柄のワンピース姿。
その服は、果穂の………?
「あ〜篤志っ!!ヤッホー!」
「お、おぅ…」
「ん?どしたの?」
菜穂が不思議そうに首を傾げた。
「いや、いつもと雰囲気違うなぁと思って」
「果穂に借りたんだよね。どうかな?変?」
「変じゃないよ、すごい似合ってるよ」
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