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「あああっ!!」
───『めちゃくちゃにしたくなる』!?そんな言葉を風凛くんが・・・!?笑顔はいつもの王子スマイルなのに・・・!
そんなことを思う余裕があったのは一瞬だけだった。
「うわ、すっげ・・・すげー音する。」
今まで聞いたことのない卑猥な音が部屋中に広がる。
───これ、私の・・・!?嘘でしょ!?
あまりの羞恥心でおかしくなってしまいそうだが、既に快感が私の脳を支配していて他の感情が入る隙はなかった。
「今日はどんな下着なんだよ?・・・うわっ、すげ・・・大胆過ぎだろ!本当にいつもどこで見つけてくんだか。洋服は清楚系なのによ。」
───下着なんて普通に花柄の・・・え!?
風凛くんの嬉しそうな言葉に疑問しかなく下着に目をやってみる。
「なにこ・・・あああんっ!!」
布に覆われているというより糸が巻かれたような下半身を見て『何これ?』も言わせてもらえずに風凛くんの指の動きが激しくなった。
「そんな下着つけてるくせに反応は可愛いなんて・・・最高だな。」
風凛くんの指は私の奥に到達していた。
「あっ、やっ!やああっ!ダメぇっ!おかしくなっちゃうっっ!」
何かが来るような予感。今まで風凛くんと体を重ねて絶頂を迎えたことがない私には初めての感覚だった。
「本当に可愛い。大好きだ、叶未・・・。」
今まで風凛くんに言われたことがなかった言葉を耳元でささやかれた瞬間、下半身がびくびくんっとなり、温かい何かが放出されるのがわかった。
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