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「カナちゃん、ちょっといい?確認したいことがあるんだ。」
午後イチであった課のミーティングが終わりメンバー達が会議室から退室している時、ミコトくんに引き留められた。
ミーティングでは、グループごとに現在抱えている案件について進捗状況の報告があった。ミコトくんと私がそれぞれのグループでチーフをつとめている案件について、協力して進めていく方が効率的かつ効果的だ、ということになったのだ。
ミコトくんの状況報告はとても的確で無駄がなく、裏の顔があってもやはり彼はミコトくんなのだと思った。
「うん。わかった。」
会議室に2人、ということが引っ掛からなかったわけではなかった。でもミコトくんは仕事に対してとても真面目だったからその懸念はすぐに上書きされてしまったのだった。でもそんな私には警戒心が足りていなかった。
ノートパソコンを持ってミコトくんの隣に座った途端、スカートをめくられた。彼が確認したかったのは仕事のことではなかったのだ。
「は!?何このパンツ!?もうアレは終わってるよね!?」
「やっ!やめてっ!」
スカートを掴んで隠そうとするがギュッと掴まれて不可能だったので、手で隠す。
「ふーん。そういうことするんだ。」
ミコトくんはそう言って服の上から私の胸を揉みしだく。
「やめて!!」
「じゃあ手を使って僕の手を止めたら?両手じゃないと無理だと思うよ。」
「・・・!」
ミコトくんに触られることで風凛くんに対する罪を重ねているように感じて、仕方なく手を下半身から離しミコトくんの手を抑えると、ミコトくんの視線がタイツから透けているショーツに注がれる。
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