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着いたところ、サバイバルショップ。
危ない物が沢山あって、驚くお店だった。
社長は無言であれこれカウンターに置いた。
サバイバルナイフ
催涙スプレー
スタンガン
このくらいしか分からず、私の知らない物ばかりで、接近武器がほとんどだった。
体が震えた。
何のためにこんな物を私に見せるのか、理解ができない。
確かに、法が変わった。
殺人に対して寛容になった。
でも、私には無縁な物だと思っているのに、社長は何をさせようと言うのか。
体の震えが増す。
社長の顔は真顔だ。でも、楽しそうだ。
「お前はいいよな、社長のお気に入りだ。」
驚いて蓮の顔を見た。
大きな溜息と共に
「俺も女になりてぇなあー。」
そんな呟きに、社長が笑いを堪えた。
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